東北・関東大震災レポート その18

写真「第3回チア東北サポート写真(80枚)」
「第4回チア東北サポート写真Part1(80枚)」

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(7/26 更新 感想文− パート5 )

東日本大震災、被災者、関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。
福島第一原発事故への対応の上に神様の守りが、ますますありますように祈ります。


ボランティアに参加した方の感想文を掲載します。


ボランティア

Aさん

※第3回チア・東北サポート(5月)の追加感想文です。23名で釜石、石巻、若林区等でボランティアや物資の配給をさせていただきました。

東北支援の記録

【準備から出発】
私が被災地支援に行かなければと思ったのは、阪神淡路大震災の時に何もできなかったからということと、過去に看護師として赤十字で得た災害救護の経験を活かすべき時なのかもしれないと思ったからでした。何もしないという選択肢は全くなかったし、すぐにでも現地に行きたい思いで一杯でした。

とは言え、申し込んだボランティアは軒並み閉じられ、「もしかすると行くべきではないのかなぁ」と思っていたところ、チア・にっぽんの「第三回チア東北サポート」計画を聞き、すぐに申し込ませていただきました。まさかホームスクーラーのティーンたちと行くとは予想していなかったのですが、「開かれた扉の先にはきっと大きな意味があるに違いない。子どもたちを通して何を教えていただけるのだろう」と、一つ楽しみが加わりました。

 

【ビデオ撮影】
私には、役目としてビデオを撮り、記録を残す事が与えられました。まだまだ大変な状況の被災地でビデオを撮るということは、被災者の方達の感情を傷付けかねないし、周囲の目にも不謹慎と写るかもしれません。それでも、被災の記録としてではなく復興への記録としてなら撮るべきだと思いました。

被災者の方々の感情に配慮する事と「チア・にっぽん」の特徴という事もあり、私は専らティーンたちの作業状況を撮影しました。

ホームスクーラーのティーンたちは(一緒に行った大人の方々も)、本当に一生懸命作業し、最後まで誰一人音を上げなかったのには驚きました。そんな姿を撮っていると、どんな瓦礫やドロの山もいつかきれいに取り去られ、明るい未来が備えられているに違いないと感じます。

ティーンたちを中心に撮影していると、彼らの中に希望を見い出す事はできたけれど、私自身が被災者の方々の気持ちにどれだけ寄り添えただろうかと反省が残ります。出発前の説明会でも話された「被災者の方々の気持ちに寄り添う」という心構えが、どれだけ実践できたでしょう。
あまりカメラを向けない事も配慮のうちだけれど、同時に思うのは、もっとカメラを向けてファインダーごしに近づいた方が、細かな表情からみなさんの気持ちを汲み、心を寄り添わせる事ができたのかもしれないと言うこと。もちろん完全には無理でしょうけれど。ビデオ撮影の難しさを感じたし、今回の最大の反省点はこれでした。

 

【瓦礫の中で】
3泊4日の間に訪れたのは、陸前高田、大船渡、釜石、石巻、仙台、名取など、かなり広範囲に渡り、被害状況も復興状況もそれぞれ違っていました。2ヶ月経ってその差は更に拡大していたのかもしれません。復興の兆しを感じられる所と、手付かずのままであろう所がありました。ほんのちょっとした条件の違いなのに、被害の差はあまりにも大きかったし、復興と言っても、瓦礫だらけの荒れ地を見ると、どこからどう手を付けていいか途方に暮れるであろうことが容易に想像できます。

 

【支援物資】
東京から持っていった2トンの物資に加え、期間中、何度かサマリタンズパースと国際飢餓対策機構で物資を補充しました。品物を選ぶ際、「よく考えて一人が3品選ぶ」という課題が稲葉さんから与えられました。これも訓練の一つだけど、ティーンたちの想像力は予想以上に鋭かったです。意外な物を選んでいるように思えても、ちゃんとニーズに合っていたらしく、広いスペースに物資を広げると、15分程で見事になくなっていました。ニュースなどでは物資はもう必要ないと報告されていたりしますが、場所によってはそうでもありません。また、時間とともに必要なものにも変化が見られるから、細かい情報収集が必要です。そしてそれをカバーするのが想像力。

 

【大船渡教会】
大船渡では、一年半前に新築され、一階部分が津波によって流された教会に一泊させていただきました。牧師は韓国人の朱恵子先生。小柄ながら、これが被災した人なのかと思う程パワフルで、信仰者の底力を感じさせる人です。避難所でどれだけの人が先生に励まされ、希望を与えられていることでしょう。先生を通して多くの人達が救いに導かれるに違いありません。

翌日の早天礼拝では、ヨシュア4:1〜14からメッセージしてくださいました。
エジプトからカナンの地までは本来4週間で行ける程の距離なのに、イスラエルの民は40年もかかった・・・中略・・・イスラエルの民が契約の箱を持ってヨルダン川を渡るときは、川の流れが最も激しくなる最悪の季節だった。そんな状況でも「契約の箱を運べ」との神様からの命令に従わなければならない。信仰を持って川に足を踏み入れた時、奇跡が起こり水流が止まった。民が全て渡り終わったとき、神の御業を記念するために、各部族ごと12の石を飾った。
なぜ記念碑が必要だったのか。それは、民が430年のエジプトでの奴隷生活を忘れてしまったからだった。霊の目が閉じ、肉の目が開いてしまえば、苦しみの中から救い出してくださった神の奇蹟の御業でも、人々は忘れ去ってしまう。その御業を忘れないため、そして後世に伝えていくために記念碑が立てられたのだった。

「これから見るものは、復興後も忘れないように、私たちの心に刻んでおきましょう」とメッセージは締めくくられました。

 

【釜石にて】
町内の駐車場で支援物資を広げると、町の人達が沢山集まってきてそれぞれ必要な物を持って行かれました。何でも持って行くのではなく、必要な物だけ選んで持って行かれているようでした。その様子をしっかり見て、ティーンたちは次に何を持って行けば良いか考えていたに違いありません。

次に町内会長さんの案内でボランティアセンターへ行き、泥だらけになった食器や台所用品をトラック2台分、5時間位かけて洗いました。途中、午後2時46分ごろ、大きなサイレンの音が鳴り響きました。震災から丁度2ヶ月。作業の手を休め、ボランティア・センターに来ている人達全員で黙祷の時間が持たれました。

きれいになった食器類が持ち主のもとに運ばれると、私たちにはセンターから「ありがとうセット」が配られました。中には水、スポーツドリンク、乾パン、軍手、マスク、飴、カイロなどが入っており、これが後に役立つ事になります。

ボランティア

【石巻にて】
ここでの物資配布も多くの人が集まり、必要な物を選んで持って行かれました。遠慮されがちなので、「キットになっているものはキットごと持って行ってください」とこちらからお願いする程です。とても喜ばれたのはメロン。新鮮な果物は入手しにくいようでした。

次は泥まみれになっていた高橋さんのご自宅と水産加工工場での作業です。3つの班に分かれ、工場の掃除、お家の濡れた断熱材はがし、床下のドロかき、水槽のドロかき、池のドロかき、食器洗い、衣類の洗濯など、それぞれ工夫を凝らしながら作業を進めていきます。今回の作業の中で最も重労働だった上、ドロの臭いが強烈で閉口しました。それでも全身泥だらけになりながら最後まで作業をやり遂げる姿には心打たれました。本気で奉仕するとはこういう事だと教えられ、感謝です。

 

【仙台市若林区にて】
仙台空港は機能を取り戻していたけれど、その周囲は依然として瓦礫が多く、人影も、復旧のダンプカーや重機を動かす作業員以外は、殆ど見かけませんでした。稲葉さんが地域住民らしいお婆さんを見つけ、バスを止めて、声をかけに行きました。すると、この地域の避難所には支援物資が届かないとの事。それを聞いたティーンたちが、凄い勢いで持ち物の中から渡せる物をかき集め(釜石でもらった、ありがとうセットがここで活躍)、持参した昼食も「自分たちは後でコンビニに寄ればいいから」と言って、集まってきた、ご近所の人たちに渡しました。トラックに残っていた物資も渡し、また来る事を約束して別れました。
神様が出会うべき人に出会うよう導いてくださったのだと思います。まだ支援の手の届いていないところはあるのです。メディアの情報だけを頼りにしていては、見落とすものもあるので、現地での情報収集はやはり欠かせませんし、素早いフットワーク、勇気、判断力が必要だと実感させられました。

【これからの復興】
震災後2ヶ月経っての支援活動。圧倒される程の瓦礫がある中で、復興への兆しも感じられました。津波災害に遭った地域は必ず立ち直っていくでしょう。ただ一朝一夕にできる事ではありません。特に今回行けなかった原発被害地域は別のアプローチが必要になります。長期戦を見込んで、息長く継続的な活動を続けていきたいけれど、どこまで続けていけるのか、ボランティアをする私たちの側も忍耐が試されることでしょう。クリスチャンとしてできる事を探り続けていきたいと思います。

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ボランティア

Bくん(14)

 被災地に行って

  僕は、6月に3泊4日で釜石市や牡鹿半島の浜辺のボランティアへ行ってきた。
瓦礫撤去や仮設住宅への生活用品の配給などを手伝い、少しでも被災地の方々の
力になれればと、チアのみんなと働くことができた。
僕は、今回のボランティアで教えられたことが2つある。
一つ目は、人間の高慢への神様の警告であり、二つ目は、神様からの悔い改めへの招きである。
日本という国には、イエス様の福音よりも前に仏教が伝えられ、また天皇を崇める神道も昔から形成されている。人々は、あちらこちらに神社や寺を建て、偶像に仕えてきた。
神様はこのような日本全体に、3月11日に警告を発信されたのだと思う。もちろん、東北の人々が、ほかの地域の人々より、罪深いから裁かれたということではない。すべての日本人を愛する神様ゆえに、地震と津波というかたちによって、尊く悲しい犠牲の痛みも許されながら、日本全体に警告された。
私が特に津波の恐ろしさを感じた所は、岩手の南三陸町であった。津波が襲う前は家々が立ち並び、人々は普段の生活を営んでいたが、たった数秒の地震があった後では、まるで原爆が投下されたような、荒れた殺風景な光景となってしまった。人の頼るすべての物やお金、車、仏像、などは、この神様の偉大さの前にちりのように役に立たなくなった。
この震災を通して、今はまだ、イエス様の福音を信じておられない方々に、神様は悔い改めの道を開いている。また、私たちクリスチャンには、福音宣教という使命を早急に行う必要があり、伝えられる期限が迫っているよ、という警告が神様から与えられたのだと思う。
僕は、友だちやまわりの人たちにこの福音を伝えたいと思った。また機会があったら
これらのことを覚えながら、被災地で神様の愛をあらわしたい。

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ボランティア

Gさん

今回は本当にお世話になりました。体力的に心配していましたが、守られ感謝でした。
草の根的なボランティアの働きに参加させていただき、実際に被災された方々の大変さ、つらさが現実のものとして迫ってきました。物資と労働と両面からサポートしていける、この働きは尊いことだと思います。
一番素晴らしいと感じたのは、リーダーの稲葉さんの決断に皆さんが合わせていくことで、すごい働きができていることです。絆の深さを感じました。一致するとき、神様の愛を世の人は見るのですね。
ますますチアの東北サポートを通して、神様の愛が人々に押し流されていきますように
お祈りしています。
息子も教会で、みんなにレポートを報告し、被災された方々がどんなに困っているか、また福音を伝えていくことの大切さを教えられたことなど、分かち合ってくれました。本人は今回の地震の後、すぐに助けに行きたいと言い続けていましたので、本当に今回は参加でき心から喜んでいました。”仕えるために行った”そうです。
神様は、ボランティアに行く前に、息子を準備し、訓練させ、連れていってくれたのかなとも思いました。息子はおばあちゃんと暮らして、認知症のため1秒前のことも覚えていない、何もできなくなっていく、高齢者の姿に、すごく愕然としたのです。「人間て、こんなに、何もできなくなってしまうんだ。。。それで、これからの人生は、動けるうちに少しでもイエス様のことを伝えたい!若いときから伝えないと時間がもったいない!」と、よく言うようになりました。”時”がとても大事だということを、身をもって体験したのだそうです。同時に「なにもできない」おばあちゃんから受ける、慰めや充足感が自分を励まし、満たしてくれることも体験できたとのことです。息子は、まだまだ未熟で、(私もそうですが)高慢になったり、決まりが守
れずPC禁止やおしおきなど度々あります。頭をかかえながら、主に助けを求めながら・・・の毎日が現状です、、、、。そうした中で私は、介護と同時にホームスクーリングが始まりどっちの必要も満たせていないジレンマに悩む毎日でした。でも今、振り返ると、神様は、このことを、何にも代えがたい祝福で満たしてくださっていたことに、気づかされています。その一つの結実として、今回の「東北ボランティア」が与えられ、息子と共に、「仕える喜び」に満たされている気がします。
まだまだ未熟で、主に助けを求めながらの日々は続いていますけれど、、、。主に心から、感謝せざるをえません。

チアの皆さん、本当にありがとうございました。疲れがとれ、主にあってますます強められますように。

南三陸


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