A君(都立大大学院在学)は、気象庁の国家公務員上級職(総合職/キャリア職)に合格!
全国のホームスクーラーの皆さんからの熱きアップデート!
チア・にっぽん
稲葉 寛夫
暑い夏がまだまだ続いていますね。
全国の皆さんから、様々なうれしいご連絡やお問い合わせ等いただき、感謝な日々を過ごしています。とても励まされたり、考えさせられたりしておりますので、一部、分かち合わせていただきます。
ニュースレター188号で「いじめ・パワハラ問題」を取り上げたこともあり、日々の生活や職場でのいじめ・パワハラの体験や報告がずいぶん寄せられています。
職場での10年近いパワハラ、グループによるパワハラ、あるいは部下による上司への逆パワハラ、またホームスクーリングを選択した親への教師によるパワハラ、スポーツ関係の指導者によるいじめ・パワハラほか、根の深い、陰湿で壮絶なパワハラ・いじめの現実を伺いました。人権の認識不足している環境を思い、聖書に立つ対策の必要を痛感しました。「多くの人の愛が冷える時代」(マタイ24:12)ですね。
いじめ・パワハラへの対応強化、早期発見と対策、安全基地となる神さまや両親とのきずなの強靭化、聖書が教える心の育成等、情報と祈りの必要を感じています。
その一方、チャーチ&ホームスクーラーたちから、嬉しい知らせも多く届いています。
神奈川のA君(都立大大学院在学)からは、気象庁の国家公務員上級職(総合職/キャリア職)の合格という嬉しい知らせが届きました。10回に及ぶ面接試験では、「神さまが与えてくださった人生の恵みを証しする良い機会だ!」と、伝道への志が与えられ、ホームスクーラーであること、クリスチャンであることを堂々と話し、逆に面接官たちと心が通じた感じがしたそうです。結果は見事合格。秘訣としては、「大学受験同様、まず主にゆだねること、日々、筆記試験、面接試験とベストを尽くして学んできたことを活かし、主が与えてくださった誠実さでクリスチャンとして、ホームスクーラーとして堂々と臨むこと」を示されたとのことです。
青森県民謡全国大会9位入賞(第11回津軽三味線津軽民謡大会・滋賀県にて)&バークリー音楽大学通信制を、首席で卒業!
奈良県のBさんからは、長女のホームスクーラーC子さんが青森県民謡全国大会で9位、津軽三味線一般女子の部で10位となったという報告が届きました(第11回津軽三味線津軽民謡大会・滋賀県にて)。C子さんはまた、バークリー音楽大学の通信制において、首席で卒業したとの朗報も届きました。
ホームスクーリングの日々でC子さんは、高校以来、以下の聖句に支えられてきたそうです。色々な悩みがあった時に、この聖句を思い、悩みが悩みでなくなったとのことです。
「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げ― 天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。 そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。(イザヤ 55: 8-11)」
津軽三味線一般女子の部で10位入賞も!(第11回津軽三味線津軽民謡大会・滋賀県にて)
お母さんのD子さんは、「ただ主に頼ってのホームスクーリングです。『求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます(マタイ 7:7)』これに優る秘訣はないと思わされています。」と記してくださいました。
朝日アマチュア囲碁名人戦山形県大会で初優勝!
(朝日新聞山形版 2024年5月26日)
E君(囲碁6段 18才)は、朝日アマチュア囲碁名人戦の山形県大会(朝日新聞社・日本棋院主催)で初優勝。続いて、東北六県囲碁大会団体戦準優勝(東北の5つの代表的な新聞社主催)さらに8月には、全日本アマチュア本因坊決定戦の山形県大会(毎日新聞社・日本棋院主催)でも初優勝し、それぞれ東北大会、全国大会へと進みました。当日は、証しを兼ねてチアの聖句Tシャツを着用し、勝ち進んだとのことです。
東北大会団体準優勝へ!(E君は副将、兄F君は監督)
(山形新聞2024年7月1日)
E君のお兄さんのF君(8段 20才。ホームスクーラーで現在、日本大学商学部(通信・2年生)も、これまで山形県での優勝を重ね、県代表として活躍していました。F君は今年、「東北六県囲碁大会(東北の5つの代表的な新聞社主催)」で山形県代表チームの監督を依頼され、17~56歳の県代表チームを率いました。
同大会に副将で出場したE君(歴代最年少で出場)は、結果、見事に団体戦準優勝、個人戦3位に輝きました。
E君の棋風は「一気に隙を突く」とのことです。対局前には、ダニエル書10:18-19の暗唱聖句を唱えてから打つそうで、大人に対しても高段者に対しても全くひるまず、姿勢を変えずに挑戦するとのことです。
「『神に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。』彼が私にこう言ったとき、私は奮い立って言った。『わが主よ。お話しください。あなたは私を力づけてくださいましたから。』(ダニエル10:18-19)」
7月の東京・日本棋院での朝日アマチュア囲碁名人戦の全国大会に出場したE君は、優勝経験者を破り、2回戦に進みました。その間、付き添いのお父さんGさんは、都内で伝道パンフレットを配って、有意義だったとのことです。
さらに、全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会へ!
(毎日新聞山形版 2024年8月14日)
8月24日、25日には全日本アマチュア本因坊決定戦(毎日新聞社・日本棋院主催)の全国大会に駒を進めます。
千葉県のホームスクーラーIさん(13)は、新体操で全国トップクラスの選手が集まる千葉県大会の団体戦で優勝。個人戦ではトップ5となり、関東大会へと進みました。この夏は、別の全国大会もあり、励んでいます。
お母さんのJさんは、努力を重ねているホームスクーラーたちへの励ましの聖書のことばを分かち合ってくださいました。
「あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい」(マタイ5:14〜16)
Jさんは言います。「それぞれの置かれた場で、厳しい競争や選抜等もあると思いますが、神さまにとっては、倍率は関係ないと思えるのが、クリスチャンの強みですよね! どんな結果でも、かえって証しになることを信じて祈っています。わずかなチャンスであっても、それを通して、道が開かれ、揺るがない実が結ばれます様に!」
最後に、通信制クラスでホームスクーリングをベースに今春から高校野球に挑むK君(15)。これまで経験の少ない新しいポジション、ピッチャーへの挑戦を始め、2軍戦で10試合連続自責点ゼロ(各試合1-2イニング登板。先週行われた11試合めの1軍戦第二試合で、初の自責点・1点を喫す)の結果や成長を感謝し喜んでいます。とはいえ、ピッチャーだけで13人いるチームでもあり、1軍定着への扉はまだ開かれず、長期戦を視野に忍耐と努力を重ねています。しかしながら、この間、ここ数年の困難・ケガ等を振り返り、人の思いを超えた神さまの計画、訓練のすごさに改めて気づく発見もあったそうです。さらにマウンドで、「祈りのパフォーマンス」をしてから行った試合と、忘れてしまった時の違いも体験。示されている聖句はイザヤ書40:31とのことです。「主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。」です。K君の祈りとイエスさまをたたえる姿を見ていたチームメートたちが関心を寄せてきました。暑い夏、心身共に激しいトレーニングながらも、神さまを見上げながら忍耐と希望と成長の歩みが続いているとのことです。
以下の聖句が心に浮かびます。
「しかし神は、私の行く道を知っておられる。私は試されると、金のようになって出て来る」(ヨブ23:10)
「神よ まことに あなたは私たちを試し 銀を精錬するように 私たちを練られました」(詩篇66:10)
「私の兄弟たち。様々な試練にあうときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。あなたがたが知っているとおり、信仰が試されると忍耐が生まれます。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となります」(ヤコブ1:2-4)
「……今しばらくの間、様々な試練の中で悲しまなければならないのですが、試練で試されたあなたがたの信仰は、火で精錬されてもなお朽ちていく金よりも高価であり、イエス・キリストが現れるとき、称賛と栄光と誉れをもたらします」(Ⅰペテロ1:6-7)
チャーチ&ホームスクーラーたちの主にあっての活躍、助け合い、試練と忍耐、そして伝道への思い、チャレンジに励まされています。どんな結果であっても、全国の皆さんと共に神さまと歩む道を喜びつつ、ますますの祝福とご活躍を心から祈っています。