講演タイトル | 内容 |
1. どうして両親は子どもが抱える見えない障害を理解するのが難しいのか? |
この分科会では、個人の持つ障害を正確に認識し、神から与えられた子どもの長所を見つけ出す方法を提示します。そして、子どもたちの長所を励まし、それを際立たせつつ、どのように子どもたちの弱点を修正するかを教えます。誤診され、誤解されることによる深刻な影響、不正確な検査の危険性、正しく行われなければ、正式な検査がなぜ不正確になり得るかについてお話しします。 |
2. 子どもとの共依存か、または子どもと共に神に依存するのか |
共依存とは、あらゆる世代を通して、身に付けられている習性です。私たちの心が何かに夢中になっているときに、他者や自分自身に対する責任を忘れてしまい、個人の境界線を引くことも、それを保つこともできなくなります。私たちはクリスチャンの親として、子どもたちの身体的、精神的、感情的、霊的なことに関わっています。また、クリスチャンのホームスクーラーとして、子どもたちの教育面、学問的な進歩にも関与しています。ですから、子どもたちのことで簡単に心が奪われてしまいがちです。しかし、私たちは、このことを健全なレベルに保ちたいと願っています。私たちは、子どもたち、とりわけ、特別なニーズのある子どもたちと共依存関係に陥ることのないように注意しなければなりません。この分科会では、あなたの共依存関係の態度、それがもたらす不健全な影響に気付かせ、共依存を神依存に変えていく方法を学びます。 |
3. 両親の失敗を実りに変える四つの励まし |
特別なニーズのある子どもたちが私たち親をイライラさせ困らせるとき、あるいは、ホームスクーリングで学習困難に直面するとき、私たちは失敗者になったように感じます。あれで良かったのだろうか、十分に手を尽くさなかったのではないか、子どもたちにとって自分はふさわしくないのではないかと、私たちの恐れを大きくさせます。そして、イライラし、混乱し、怒り、落ち込んでしまいます。私たちは毎日、特に、時間内に宿題をさせることもできなかったときには、子どもたちを失敗させたような気がします。この分科会に着て、どんな「失敗」も「実」に変わる、4つの単純な方法を発見してください。この分科会は人生の転機となるでしょう。 |
4. 私たちの舌の力 |
聖書は舌の「力」について語っています。私たちが言うことが「生」か「死」をもたらすことができます(箴言18:21)。ホームスクーリングをする親として、私たちは常に子どもたちに向かって話し、教え、導き、案内し、忠告しています。私たちの希望と願いは、子どもたちが学んで祝福されることです。私たちは子どもたちを力付けたいと思っているのです。しかし時には、私たちが願っていないやり方で語ってしまうことがあります。それは、忍耐力がいつもより欠けている日、打ちのめされている日によくあります。私たちの言葉が神の国を建て上げる言葉に変えられるために、この分科会に来てください。学習障害、ADHD、自閉症、特別なニーズのない子どもたちのためにも必要なことです。なぜなら、私たちの語ることは、耳よりももっと深くに侵入するからです。それは、子どもたちの心に鳴り響くのです。 |
5. 子どもたちの中にある神の宝を探し出す |
子どもたちが弱いとき、それが学業面であっても、身体的、あるいは精神的な面であっても、私たちはすぐに、子どもたちは強くないと考えてしまいます。私たちは弱点とは長所の反対であることを知っています。特に子どもたちに学習困難(失読症、計算力障害、学習障害)、あるいは、神経学的問題(ADHD、自閉症)や行動問題(衝動性、反抗的な態度、落ち込み、低いセルフイメージ)があるときには、子どもたちの弱さを心配します。私たちの祈りは、この弱さの向きを変えることです。そうすれば、子どもたちがゴールに到達し、自分に自信をもってセルフイメージを築くことができるようになるでしょう。この分科会で、あなたの思いが真実なものに変えられますように。自分の健康問題という弱さの旅を通して神に与えられた多くの真理を分かち合います。そして、弱いことは強いことの反対ではないことを、どのように神が示してくださったかを証します。 |